Google Developers Japan にて、AMPをトップニュース枠だけでなく、普通の検索結果に表示する機能の開発者プレビューの公開がアナウンスされました。
上記記事では、
2016 年にもかかわらず、モバイルでのウェブの閲覧は依然としてとても遅く、ユーザーは速くページを読み込めないというだけで閲覧を諦めてしまうという事実は信じがたいものがあります。
とありますが、恵まれた通信環境を利用されている方はあまり実感できないかもしれません。
しかし、MVNO回線をお使いの方など通信速度がそもそも遅いケースはよくあります。
私もMVNO回線ですが、以前使っていたMVNOは遅すぎて4Gではちっとも始まらないゲームもありました。
そして、通信料に制限があるので、サイトのロードに時間がかかろうものならでっかい画像か動画をロードしているんじゃなかろうかと不安になって閉じちゃったりしたものです。
AMPはそんな私にもやさしい機能になっております。
さっそく、すでにばっちりAMP対応していて何の効果も見出せていない自分のサイトを検索してみました。
ちっともマークが表示されないじゃないか。
公式ブログでガセネタ?
安心してください、うっかりPCで検索していました。
スマホで検索すると、ちゃんとAMPマークが表示されています。
が表示されている記事は、ロードを待たずに即座に開くことができますよ、というしるしです。
そしてクイックリー by superflyに表示されます。
これが一般の検索にリリースされると何が起こるでしょうか。
利用者にとっては利便性が向上することは間違いないと思います。
わざわざ選択的にAMPのマークがついたページを開くかどうかは疑問ですが。
インターネット全体で目的のページへの到達率が少し上昇するかもしれません。
どの程度上昇するのか分かりませんが、企業は2%程度のアクセス上昇のために投資する意味がある気はします。
しかし、ライバル企業への到達率も向上するわけで、利益に直結するかはこれまた疑問です。
全体的にはあんまり何も起こらない気もします。