WordPress 4.9.6 自動アップデート状況(5月15日追記)

「プライバシー・メンテナンスリリース」と言われているWordPress 4.9.6が2018/5/17にリリースされました。
欧州連合(EU)の一般データ保護規制(GDPR)へ対応するための機能が追加されていることで、プリバシー・メンテナンスリリースと呼ばれているようです。

バージョン番号としてはマイナーバージョンアップなのですが、いつものようなセキュリティ・メンテナンスリリースではありません。

通常であれば機能追加によって5.0あるいは4.10になってもよさそうなものですが、
5.0は新しいWordPressのフレームワークであるGutenburgが搭載されたものになる予定がされているので、避けられたのだと思います。
では、4.10になってもよかった気もしますが・・・

自動アップデートの状況

マイナーバージョンアップなので4.9.5を使っているサイトは4.9.6に自動アップデートされるかと思いきや、WordPress.org側で自動アップデートは有効にされていません。

100万件の手動アップデート状況を見て判断するようです。
https://wordpress.org/support/topic/4-9-6-not-updating-automatically/?view=all

理由は、上記のような機能追加があったので、安易な自動アップデートを避けているのではないかと思いますが、細かい理由までは追えていません。

自動アップデートされないな、という方、なにかしら理由があって自動アップデートにならないのだと思いますので、GDPR関連の機能をすぐに使いたいのでなければ待たれたらいいのではと思います。

■2018/5/24現在
 2018/5/23現在、まだ自動アップデートされません。
 自動アップデートが有効になりました。
 アップデート後のサイトの確認をお勧めします。