Make WordPress Core:
注)この記事はhttps://make.wordpress.org/の記事をWordPressの開発の中で何が行われているかを自分自身が理解するために翻訳したものです。
Google翻訳の助けを大いに借りており、翻訳の正確性を保障するものではありませんし、公式な翻訳でもありません。REFER:https://make.wordpress.org/core/2017/08/18/whats-new-in-gutenberg-18th-august/
0.9.0
- スライダと数字入力を使用してカバーテキストのフォントサイズを変更する機能を追加しました。
- ブロック上のカスタムアンカー(ids)サポートが追加され、投稿のセクションに直接リンクすることができます。
- プルクォートデザインが更新されました。
- 「クリア」オプションと「カスタムカラー」オプション付きのカスタムカラーパレットコンポーネントを作成しました。 (マークアップとアクセシビリティの向上)
- ペーストの改善:より多くの要素の認識、テストの追加、非セマンティックマークアップの除去など
- ギャラリーのビジュアルデザインを改善し、Safariでのトリミングを修正しました。
- コンポーネントパネルから見出しブロックを直接選択することができます。
- モバイル用にツールバーを水平にスライドできます。
その他の変更
- 数値入力によるレンジ入力コントロールの改善
- 貼り付けの問題を修正(ブロック属性の処理)
- ペースト中の未処理要素の除去
- ポストフォーマットセレクタは投稿にのみ表示されます。
- リンクを編集する際に、より良いURLを表示します。
- よりコンパクトなセーブインジケータ
- ブロック間の無効な矢印キーナビゲーションの実装を改善
- 通知の「投稿を見る」からblank targetを削除
- フロントエンドでレンダリングしている空のリンクを修正
- インラインツールバーの影を修正
- 引用を挿入する際の問題を修正
- 公開時の警告を削除
- ベンダースクリプトのバージョンを追加しない
‘ver=4.8’ was causing a 403 for unpkg provided scripts.
- ブロック登録時のカテゴリソースコードをクリーンアップ
- 履歴とリソースのドキュメントを追加
以下余談
上記のように盛んに開発が行われてすでにver0.9.0まで開発が進んでおり、WordPressの次の次のバージョンでは新しいエディタ、Gutenbergが取り込まれると考えられています。
しかし、GutenbergのベースになっているReact.jsのライセンスに関する問題が浮上し、GutenbergをWordPressに組み込んでいいのかという議論も巻き起こっています。
Facebook社は、React.jsをBSD Licenseというライセンスで提供して来ましたが、2015年4月にパテントライセンスを追加しました。
これは、facebook社と係争中の企業に対してはReact.jsをライセンスしないという内容です。
WordPressはAutomatic社が開発しており、今のところはfacebook社と係争中ではありませんし、将来、裁判で争う可能性も低いものと思われます。
では問題ないのか。
問題あります。
世界のWebサイトの27%以上がWordPressを使っています。
万が一、Automatic社とFacebook社が裁判で争うようなことになると、WordPressに組み込まれているエディタを使ってはいけないとなった場合、その影響は絶大です。
Gutenbergが組み込まれたWordPressを利用する企業は、ライセンスに問題のあるソフトを使うことになります。
そうなると、Facebook社はWordPressからReact.jsを削除するように要求するでしょう。
つまり、Automatic社がFacebook社を訴えたら即座に反訴されるリスクもあります。
Automatic社が代替のエディタを用意するとしても、アップデートされないWordPressはライセンスに問題があるままですし、ユーザーはまたもや別のエディタを使わされることになります。
ほとんどバージョン1まで開発が進んだGutenbergですが、WordPress利用者にも、Automatic社にも影響のある状態のまま組み込まれるのかどうか、ウォッチしていきたいと思います。
※しかし、2015年に追加されているこの条項に誰も気づかなかったんでしょうか・・・