このアプリは私が中毒したのと同様、あなたをも虜にすること間違いありません。
なんともシンプルなインターフェース、しかしカスタマイズ次第であなた好みに変化します。
且つ心が行き届いた細やかな機能。
ベタ褒めです。
私が作ったから褒めてるわけですが。
誇大な広告でうっかり手を出してもらい、「言ってる程でもないけど、使えなくもないからアンインストールしないでおいてやるか・・・」という、騙し討ちというか、結果として皆さんのお情けにすがる作戦です。
私は普段、バリバリと多忙なビジネスマンをやっているわけですが、通勤中は言うに及ばず散歩中やボーッとしているとき、果てはトイレの中に至るまで頭の中は仕事のことで一杯です。
ほんとです。
そんなとき、何かとてもいいアイデアを思い付いたらあなたはどうしますか。
私は格好をつけてシステム手帳を通勤鞄に入れているのですが、わざわざ出してページを開いて書き込むのが面倒くさくて会社に着いてからしか取り出さなため、スケジュールのみを管理するカレンダーに成り下がっています。
散歩には当然持っていかないし、トイレに持って入って何をするつもりなのか。
紙がなかったのだろうか。
そういうわけで、突然閃いたことや忘れそうなことをちょっとメモしたいときにどうしていたかというと、いわゆるガラケーのメール機能を利用してメール本文に書き、送信せずに保存しておくのです。
携帯電話ならいつでもどこでも大抵持ち歩いています。
時は流れてつい最近、 ガラケーを卒業して Xperia acroというチョー最新高性能スマートフォンを購入しました。
たいそう嬉しかったので、購入資金を工面するために時計を売らなければならなかったが、良しとしよう。
そして相変わらずメールソフト使ってメモをしようと試みる私。
しかし、スマートフォンに付いているメールソフトが重い。
重いよ。
受信メールを開くのに、二拍ぐらい待つ感じ。
最新高性能じゃないのかXperia。
時計返せと言いたい。
さらに、一発で編集出来る状態で開けばいいものを、何の大きなお世話か開いてから編集ボタンを押さないと内容の変更が出来ない。
いや、そこはスマートフォンらしく、メモ用のソフトをインストールすればよいのではないか。
Andrid Playという変な名前になっちゃたAndridマーケットにいいソフトがあると聞いています。
評価の高いものから順に見ていくと、確かによろしげなソフトが沢山並んでいます。
こんな凄いものが無料なのか!というソフトもそこらじゅうに豊富にある。
が私のメモライフにはどれもちょと高機能過ぎるよ・・・
メモにタイトルを付けないといけないもの、入力前にリストからカテゴリを選択させるもの、箇条書きとメモの両方を扱えるものなど。
とりあえず頭にあるものをすぐメモりたい私にはそのひとてまがいりません。
そこで、なかなか優秀なIT技術者である私は自分が使いやすいソフトを作ってしまおうと考えたました。
懸念は、私がいままで趣味で手掛けたアプリはひとつも世に出なかったという自慢できない実績だけです。
メールチェッカーやスクリーンショットを簡単に取るアプリなど、自分でちょっと使うにはいいけれど、人に使ってもらえるようなところまでは根気がなさすぎた。
一番の大作は保存する感覚でFTPできちゃうテキストエディタであったが、これはお客さんのサーバー室で夜中に凍えながらサーバー機を見張りつつ作ったもの。
10年前のことながら機械が人間を見張るこの現代社会で、夜中に人間が機械を見張るのだ。
しかもそのサーバーに不都合があるとすぐさまアラームがサーバー室に鳴り響き、そればかりか私のようなペーペーでははなく専門のサポート担当者に自動的に連絡先されて一時間以内に駆けつけるという、全く良くできたシステムであった。
・・・そこで何を見張るのか。
こっちはサーバー機の不具合に気づく前にアラームに気づくことになるのですよ。
見張りいらないじゃないか。
しかしそこには、人が見ているとサーバーがダウンしないというジンクスが・・・ほんとにITの会社だったのか。
優秀なIT技術者であるはずの私になぜそんな仕事がわりふられたのか、その会社は遠い昔にやめちゃたのでいまだに謎です。
そんな優秀な私が作ったこのアプリを使うにあたって、本当に大丈夫なのだろうか、インストールしたら見張ってないといけないのだろうか、と不安に思われたことでしょう。
なんというか、お察し申し上げます。
そこを曲げてお使いいただければ、少し幸せになれるはずでず
私自身も、仕事のことばかり考えているはずの通勤中や散歩中に思い浮かぶこのソフトについてのさまざまなアイデアをこのソフト自身にメモし、なくてはならないツールとなりました。
GCCをセルフコンパイルするようだ、と大いに悦に入り中。
注意:一部に専門用語が使われていますが、ソコは雰囲気で。