Laravelをインストール手順を確認してみます。
https://readouble.com/laravel/5.4/ja/installation.html
(このサイトは公式でもなんでもない様子ですが、フォントがかすれて読みにくいです。font-weightを500にして欲しいけれど、どこからお願いすれば良いのかも分からない・・・)
インストール要件についてはphpのバージョンが比較的高めで、5.6.4以降です。
現在利用中の環境にLaravelを追加したい場合は確認が必要かもしれません。
また、Laravel5.3からXML PHP拡張も必要になっています。
後述しますが、レンタルサーバーなどでは他にも確認が必要です。
インストール
以前調べたときにはなんだかややこしそうでイヤだなぁと何故か思いましたが、非常に簡単にインストールすることができます。
sshなどのコマンド発行が必要なので、FTPでしか接続できないようなレンタルサーバーではインストールすることができません。
また、後述しますが、実行コマンドが制限されていてシンボリックリンクが作成できないようなレンタルサーバーでもインストールできません。
今回のテスト環境のインストール対象がXSERVERということもあり、以下のURLの記事を参考にインストールしました。
http://qiita.com/ponko2/items/215851ccb32436e6308c
ダウンロードに少々時間がかかりますが、手順自体は簡単です。
ただ、この通りにすると複数のサブドメインで別々のシステムを構築したい場合にどうするのか、という懸念があります。
多分、Laravelのプロジェクトを作成というところでプロジェクト名を指定してやれば分けれると思うのですが、どんなディレクトリ/ファイル構成になるのか今のところ(私の中で)不明。
次回インストール時の課題。
また、プロジェクトの作成にはComposerを使う方法(composer create-project --prefer-dist laravel/laravel プロジェクト名
)とlaravelインストーラを使う方法(laravel new プロジェクト名
)があるようです。
ほとんど違いはないようですが。
シンボリックリンク
Laravelではルートディレクトリ名がプロジェクトディレクトリ内のpublicディレクトリと決められています。
レンタルサーバーでは公開ディレクトリ名を変更することができないので、公開ディレクトリをLaravelのpublicディレクトリへのシンボリックリンクにする必要があります。
ということは、sshなどでシンボリックリンクを作成するコマンド発行できないレンタルサーバーではLaravelは使えないということになる気がします。
で、インストール後、シンボリックリンク以外は何も設定作業を行わなくても、初期画面を表示できました。
環境設定
データベース
データベースを使う処理なので、接続設定をする必要があります。
config/database.phpと.envファイル双方に接続情報を記述する場所があるので、どちらに記述するかを迷いました。
.envファイルはUNIXユーザーのログインシェルみたいなもので、開発環境、ステージング環境、本番環境などごとに設定を分けたい場合、使用するものだと思われます。
また、.envファイルの設定が優先されるようなので、.envに記述するルールにすれば間違いななさそう。
逆に、config/database.phpをどのような場合に変更するのかがピンとこなかった。
.envファイルを使えば、メールサーバーなども環境ごとに設定することができるます。
■□■ Laravel入門 □■□
Laravel 5.4 (1)事始め
Laravel 5.4 (2)インストール
Laravel 5.4 (3)ルーティング基礎(認証)
Laravel 5.4 (4) ルーティングとビューのちょっとだけ入口