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XSERVERのいいところと改善してほしいところを挙げてみよう

Googleで「XSERVER」というキーワードを検索してみよう。
検索結果の1-2ページはXSERVER最高!言うことない!というような記事がいっぱい出てきます。
どんどんページをめくってもXSERVERはダメだという記事は出てきません。

私は仕事でXSERVERに約50ドメインのサイトを構築して運用しています。
(そのうち20サイト程度がWordPressです。)

その経験を元に、XSERVERのいいところもちょっといかがなものかな所も、ご紹介していきます。
皆さんがサーバー選定される際の参考になると思います。

良い所

パフォーマンスが良い

ウェブサーバー、データベースサーバー、共に高速です。
データベースサーバのストレージは2014年に全てハードディスクからSSDに置き換えられています。
仕事柄、データベースに対して直接SQLを流すこともよくありますが、ウェブサイト用のデータ程度(数千件)であれば、何の苦もありません。
新サーバーではウェブサーバーも20コアのCPU、192GBのメモリというちょっとなんだか想像がつかないハイスペックです。
旧サーバーのCPUは多分16コア(ハイパースレッディング)、98GBのメモリというものも利用していますがサイトのレスポンスが悪いといった経験が全くありません
さくらの共有レンタルサーバーも利用していますが、体感的に全く違います

安定している

XSERVERを使い始めて1年3カ月程度経過しましたが(2017年2月現在)、利用しているサーバーは運よく一度も障害が発生していません
もちろん、XSERVER全体ではパフォーマンス低下などの障害は発生していますし、私が利用しているサーバーでもメンテナンスによる数分の停止はあります
以前よく利用していたアイルというサービスでは、たびたびアクセスできなくなりってお客様からクレームになっていました。
現在ではそれら全てのサイトをXSERVERに移行し、問題なく運用しています。

無料で独自SSLを設定できる

以前、こちらの記事でも紹介しましたが、無料で独自SSLを設定できます。
昨今、GoogleやMozillaがSSL化を強く推進しています。
近い将来、WebサイトのほとんどがSSL化されるでしょう。
そのような流れに乗り遅れないためにも、共有SSLに対応していない仕組みを導入したい方のためにも、非常にありがたい機能です。

メールアドレス数が無制限

とにかく無制限なんです。
もちろん、利用可能なディスク容量の制限はありますが。

エラーログが取得できる

PHP、CGIやWordPressなどのCMSでエラーが発生したとき、どのようなエラーが出ているのかを確認したい時があります。
WordPressで画面が真っ白になってしまうと、もうどこから何に手を付けたら良いのか分からなくなってしまいますよね。
そんなときに、サーバーのエラーログには原因を示す何かしらのログが出力されている場合があります。
その際に、サーバーのコントロールパネルからエラーログを取得し、調査することが可能です。
ロリポップのレンタルサーバーのようにエラーログを取得できないものや、サポート窓口に依頼しないと取得できないサーバーでは、調査に時間がかかりすぎてしまいます。
運用効率を上げるためにはぜひとも必要な機能です。

転送量が(実質)無制限

転送量の目安が公表されていますが、転送量による課金はありません。
ほとんどの方はX10プランを利用されるものと思いますが、万が一、アクセスが非常に増加して転送量が目安を超えてしまった場合、速度制限を受ける可能性はあります。
そのような場合は、契約プランを変更して転送量の目安数値が大きいプランに変更することができます。

各プランの転送量目安数値

X10プラン:50GB/日 → 70GB/日
X20プラン:70GB/日 → 90GB/日
X30プラン:80GB/日 → 100GB/日
(2017年2月現在)

自動的にバックアップされている

Webサイトのファイル類、メール、データベースのデータが自動的にバックアップされます。
万が一のことを考えると、安心できる機能です。
バックアップからのリストアには費用がかかりますので、リストアの申請は契約関係の管理画面である、インフォパネルから行います。

バックアップの保存期間は以下のとおり。

Webサイトのファイル類:過去7日分
メール:過去7日分
データベースのデータ:過去14日分

sshでログインできる

この機能はブログを利用されているほとんどの方には必要ないかもしれません。
私が所属している会社では上記自動バックアップとは別に、コンテンツとデータベースのバックアップしています。
このような処理などにシェルスクリプトというものを利用しており、ssh接続できないとこの処理が難しくなります。
また、ファイルを検索したり、バックアップから戻すなどの作業も非常に効率的に行えます。
これも運用効率を上げるためには必須の機能です。

改善してほしいところ

レンタル費用がやや高い

高速/安定/高機能ゆえかとは思いますが、やや高い印象です。

一番安いX10プラン

 初期費用:3,240円(税込み)
 月額費用:1,296円(税込み 最低期間の3カ月契約の場合)
36カ月契約では月額費用が900円まで下がりますが、個人ユーザーで36カ月で税込38,232円一括払いはなかなか勇気がいります。
他の人気レンタルサーバーの費用は以下のような感じです。

さくら(スタンダード)

 初期費用:1,029円(税込み)
 月額費用:515円(税込み)

ロリポップ(スタンダードプラン)

 初期費用:1,620円(税込み)
 月額費用:624円(税込み)

提供されている機能に差があるので単純に比較はできないですが、もう少しお安くなればありがたい。

バックアップファイルの提供が高額

メールとWebサイトのファイルの両方を提供してもらうする場合、税込10,800円、データベースのデータに税込5,400円必要です。
うっかり間違ってファイルを消した場合などにお願いしたくなる金額ではありませんね。
私も独自のバックアップ処理を構築する前に、うっかり大事なファイルを上書きして破損してしまったことがありました。
このときにWebサイトのファイルを提供してもらったのですが、あくまでサーバー領域に置いてくれるだけです。
そこから必要なファイルをFTPで取得するなどして、Webサイトのファイルに上書きなどする必要があります。
決して自動的にリストアして修復してくれる機能ではありませんのでご注意ください。

総論

今、個人でレンタルサーバーを選ぶなら、一番良い選択肢はXSERVERでしょう。
もちろん、お安くはないので費用対効果を考えて選ぶべきですが。
私も仕事ではXSERVERを利用していますが、このブログの運営はXSERVERとは異なるレンタルサーバーを利用しています。
機能やパフォーマンス面での力不足や、バックアップがないことで多少ヒヤヒヤしながら運営していますが。

また、少し触れましたが、XSERVERは2016年11月から新サーバーを導入しており、以下の点などで増強されています。
・最新CPUへの変更によるCPU性能の大幅な向上
・最新I/Oデバイスへの変更によるI/O性能の大幅な向上
・最大12倍(16GB→192GB)となる搭載メモリの大幅増強
・カーネルやファイルシステムなどの基盤システムの高速化
そして、旧サーバーからこの新サーバーへ簡単に移行する機能も提供されました。
よほど爆発的なアクセスがあるサイトではない限り、旧サーバーでも運営には支障がないでしょう。
しかし、技術は日進月歩で進化しており、高スペックなサーバーもどんどん低価格化していきます。
それらをユーザーに還元しようとい姿勢は素晴らしいと思います。

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